食と健康について・美味しいものとの向き合い方
こんにちは。ツボ押し整体タオ 代表の三好です。
当店では、慢性的な症状に対応した施術と生活面でのケアの仕方や食事面でのアドバイスなどをしています。
今回は、食と健康の話、特に「糖」について述べていきたいと思います。
しばらく前に上げたブログでも言っているのですが、最近のお客様の症状の傾向として、胃やすい臓が、慢性的に不調をかかえている方が多く見られます。特にすい臓のほうが機能的に低下している方が多いと見受けられます。
すい臓が低下するとどうなるのか?特徴的にたくさんありますが、まず食べてもあまり太れない、食べた後眠くなる、食べた後、すごく調子が悪い、喉がやけに渇く、疲れやすい…など他にもありますが、かなり不快な症状を伴います。ブログをお読みいただく方の中にも該当する方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
すい臓は、消化機能とも関係しますが、特に血糖値の調整をしています。
すい臓機能が低下するとこの血糖値の調整がうまく出来なくなってきてこういったことがおきてきます。糖尿病なども、すい臓から出るインスリンというホルモンが出なくなることによりなってしまうわけです。
すい臓機能が低下すると唾液の出方や質なども低下します。そうなると次の消化器官である腸への負担も増え、またその不調へと繋がっていくことになります。
なんだか怖い話になってあまり聞きたくないことかもしれませんが、東洋医学では、未病といってまだ病気になる前の段階があり未然の段階でなんとか対処するという考え方があります。
ではどうしたら良いのか?
当店にいらっしゃった時には、このすい臓に対応するセルフツボ押しの指導も行っていますが、やはり食とすごく関係がありますので、そこを抜きしては考えられません。
血糖値を急激に上げるものとして
①小麦を使ったもの(パンやパスタなど)
②砂糖(白砂糖)
③白米
などが特にあげられます。
どれも甘味を感じられて、美味しく感じるものなのですが、現代のそれらのものは、精白されて必要なミネラル分が取り除かれています。そのミネラル分が糖の代謝とも関係するのですが、それらがない分血糖値も上がりやすくなっています。
とにかく血糖値が急激に上がるととても内臓に負担がかかり疲労します。
食事をしたあと、血糖値が上がっているときは調子が良いことが多いのですが、下がってくるときに問題がでます。その時にめまいやふらつきなど、すい臓機能が低下しているとそういうことも起こります。
その3つの食材を使ったものは、とても美味しいですよね。自分も好きなものではあります。なかなか常時食べていたものをゼロにするのはとてもストレスになるものです。
自分もそれらの食べものを全く食べないのかと言われるとそうではないのですが、体調不良の原因がこういったところにあることをお伝えすることがまず大事かなと思います。
ですので、先に述べたような症状がある方は、いつもより食べる頻度を少なくして、お控えいただくと身体の負担も少なく体調のほうも上向きになってくると思います。
食べ合わせによっても血糖値を抑える食材などもありますが(キノコ類特にまいたけなど)、炭水化物など集中して取りすぎないことに注意をしたら良いと思います。
食事改善などは一気にやるとだいたいストレスがかかり、かえって後でもっと食べしまったりします。ですので徐々に変えていくのが望ましいと思います。
現代は美味しいものがたくさん溢れています。食は生きていく上で必要なものです。喜びでもあります。なかなか難しい問題ではありますが、向き合い方を今一度考えていただけたらと思います。
今回は健康と食に関すること特に「糖」との向き合い方についてお話させていただきました。皆さまの参考なりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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