ツボのホントのところ
ツボ押し整体タオ 三好です。
今回はツボ押し整体と言ってるだけに、ちょっとツボについてふれてみたいと思います(ホントのところ)。
ツボというのは、ここを押せば〇〇に効くとか書いてあることが多いですが、概ねその通りではあると思います。
こちらの写真のピンクの○は、大腸系のツボ合谷(ごうこく)です。
ここを押したりもみほぐすと、肩こりや鼻詰まり、歯痛などに効果的など一般的に言われていますが、解剖学的にも橈骨神経と言って肩や首まで続く神経沿いにあることから裏付けもあると言えますね。
ですが!東洋医学では陰陽虚実を見る学問ですからその状態を見極めなくてはなりません。
単純に言ってしまうと、“ツボ”はだいたい凹んだ状態のみ“ツボ”なんです。血行不良で陥没した感じになってます(ツボの語源も壺から来てて、中が凹んでいる形を指す)。
でも、出っ張った(膨らんだ凸)状態もあるわけです。※血行過剰や栄養過剰で膨隆している。
この合谷のツボも、よーく注意して触って見ると、すごく凹んだときもあれば、すごく膨らんだ凸ときもあれば、その中間もあるわけです。※凹んだ状態は、血行不良、栄養不足で痩せて陥没している。※虚1割、実1割その他どちらでもないのが8割ぐらいの状態
先に述べた通りいつでもそれなりに効果は期待出来ますが…、慢性的な状態から身体の改善をはかるためには、凹んだ状態のときのみ有効と言えます。こういった凹んだ状態のときのアプローチは、その時は効くのですが、すぐまた同じ元にもどっちゃう…。
つまり、この合谷のというのは、ツボだったりツボでなかったりするわけです。
ツボは、実は決まった位置にない…。
これが実情なんですね。
奥が深すぎて、言葉で説明するとどうしても言葉が足りななってしまいますので、分けてご紹介していきたいなと思います。
ツボ押し整体タオでは、“ツボ”をつかって身体を整える手技です。
解剖学にも基づいては行なっていますが、実はそれが第一ではないんですね。
数ある整体のアプローチの中でも、変わったやり方だなあと感じるかもしれません。
ご興味ある方ぜひご予約、またはお気軽にお問い合わせくださいませ。
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